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「チーズタッカルビ」は、浸けダレが決めて!~『スキレット食堂』へようこそ

「ああ、あれな。チーズタッカルビな。30年ほど前に韓国を旅したとき、食べたなぁ」
と、「おれは、韓国料理もくわしいからね」てな顔をして、自慢げに答えたのだ。
1年ほど前、「チーズタッカルビを食べよう」と誘われたときのこと。

が、なんと……。
チーズタッカルビは、東京・新大久保にある韓国料理店が開発した料理だ、というではないか。

ふぅーむ。
知ったかぶりがバレたときは、痴呆症になったふりをするしかない。
で、ほんとうにその味を忘れてしまう前に、スキレットで作ってみたのだ。

【材料】
鶏もも肉 1枚
キャベツ
ニラ
ナス(野菜はお好みで)
チーズ

[浸けダレの調味料]
にんにくすりおろし 小さじ1
しょうがすりおろし 小さじ1
酒  大さじ2
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
コチュジャン 大さじ2

【作り方】
1、鶏もも肉をひと口大にカットする。密閉バッグに調味料を合わせ、カットした肉を約20分つけ込む。肉の量に応じてタレは多めのほうがよし。
2、スキレットの中央に肉。両横にカットした野菜を敷きつめ、火にかける。
3、肉、野菜に火が通ったら具材を両端に寄せ、中央にチーズをたっぷり投入。このとき、残った漬けダレを野菜に回しかける。
4、チーズがとけたら、絡めながら頬張る。ビールとともに。
チーズは、チェダーチーズが似合うと思うんだけど、わが冷蔵庫にふつうのとろけるチーズしかなかったので……。