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若気ノイタリーの回顧録 サクッと行けるサファリ Aquila Safari -1

アフリカといえばサバンナ?

引き続き、南アフリカはケープタウンにいた時のお話。

それまでの人生において、知らない、想像出来ない場所に行こうと思って彼の地の語学学校に通っていた僕。当然ながらアフリカにも都市はあるし、アフリカ大陸だからと言っても全部がサバンナではなく、そこら中に大型の野生動物がいるわけではない。

というのを知ったのはケープタウンに降り立ってから。空港から街中に向かうまでのタクシー移動の30分間もあれば、アフリカへの偏見を取り去るには十分だった。

アフリカ最大の経済大国でもあるから当たり前といえば当たり前なのだが、調べてなさすぎた。。。

 

 

さて、とはいえサファリは絶対行っておきたいと思っていたのでレンタカーを借りてサファリに行ってきた。

ケープタウンの200km北東に位置するアクゥイラ・サファリは、私設の広大な動物保護地域。エントランスにはラグジュアリーなホテルとスパが併設されていて、優雅な感じだった。

ここまで聞くと「なんだ、只のサファリパークじゃないか!」という厳しい見方をされる人もいらっしゃるかもしれない。しかし中に入って見たらそんな規模ではない事に誰しもが気がつく。そこはサバンナ以外の何物でもない。敷地面積は10000ヘクタール。日本人らしく東京ドーム換算すると約7692.3個分。

どっちにしても分かりずらいか。。。

それなら分かりやすく富士サファリパークと比較すると、富士の敷地面積が74ヘクタールなので、アクゥイラは富士サファリパーク約135.1個分に相当する。

そもそも、アフリカ最大級のサファリであっても敷地の周りにフェンスが立てられているので、そういった鳥獣保護区をサファリパークと呼ぶのはナンセンス。僕が思うにサファリパークの定義は定期的に餌付けをしているか否かだと思うが、どうでしょう?

それはさておき、僕が参加したのは昼間のハーフデイ・サファリツアー。1万円ほどの値段で参加でき、ガイドさんが運転する観覧用のトラックに乗り込んでサファリを見て回ることができるプランだった。

続く

 

 

 

 

 

アウトドアライフスタイルマガジン「HUNT」の創刊から編集者として携わりフリーランスに転身。現在はワーキングホリデーで海外に住みながらパートタイムで日銭を稼ぎ、英語を練習し、現地で見つけた面白いものを取材して雑誌やwebマガジンで紹介中。