まじ手仕事 1 軽く自己紹介的な物を
まずは軽い自己紹介をば
真島辰也 北海道出身 職業・趣味は物作り全般 年齢、還暦を過ぎたのは記憶にある。
折り返して復路に入り徐々に若くなっていく予定。
物作りに関する徒然を時折記して行こうと思うので以降宜しくお見知りおきを。
On The Hill Magazineというサイトが出来てそこに真島辰也用のスペースをつくったと堀田貴之氏から連絡が来た。
覗いてみると多士済々様々なジャンルからの投稿がとても面白い。大変ありがたい話だし身が引き締まる思いである。
いつから物作りをしているかと考えるとかなり幼いときから色々作っていた気がする。家電やラジオを分解しては組み立てることもよくやっていて時折復元できずに叱られた記憶もある。いいなあと思うものを見たときにいくらだろう?ではなくどうやれば作れるだろう?という見方をすることがほとんど。やり出すと他があまり見えなくなることも以前は多かった気がする。バッグを作っている時に電車に乗ると気になるバッグが目に入るとジックリと凝視して構造やらデザインやら観察してしまうのでこれは相当に怪しい。中身を狙ってると思われかねないので気をつけなければ。
商品を沢山作ってどこかに卸すことはほとんどやったことが無く使う人の顔が見える範囲での製作が多い。直接知らなくても知り合いが誰かに贈るときその相手の人となりや好み等を聞いて作ることもある。ものを作る場合いろんな段階で選択肢が出てくることが往々にしてあるのだがちょっとした情報が判断するための重要なカギになる。これがないと迷ったときになかなか結論が出ないのである。知人のものを作る場合若干隠しネタを仕込むこともあるが敢えて言わないことも多い。こういう要素が楽しさの元になるしモチベーションにもなるのだ。
いい出来になりそうと思える物を作っている最中はとても集中出来る。Craftsman’s High?ついつい時間を忘れて一気に完成まで突き進むこともたまにありそう言う時は満足のいくものが完成する確率高し。技術的、意匠的、材料的等々行き詰まる原因はいくつもありその場では解決しないことも多い。そんなときは作りかけのまま機会を待つことになるのだがアトリエにはそんな時の止まった作りかけ達が沢山転がっている。多少慣れもありプランニングの段階でこれは行けるこれはダメと少しは判断が付くようにはなって来て多少座礁率は減ったと思うのだがまだまだ甘いなぁと思うこと多々。
日々精進である。
次からは今まで作ったもの、今作っているもの等の中から少しずつ紹介・解説をしていこうと思う。
宜しくなのだ!