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まじ手仕事 2  カナディアン 見た瞬間に電撃が…!

カナディアンカヌー(木製)を初めて見たときその存在の虜になってしまった。質感、フォルム、大きさ、すべての要素が心を掴んで離さなかったのだ。

もう30年以上前だろうか。ちょうど知り合いのオフィスを  2×4工法で建てていて道具も徐々に揃って来たころオフィスの二階を貸してくれるということになった。作るのに必要な要素四つ、道具・場所・材料・時間のうちの二つ、道具と場所があるので迷うことなく製作準備を進めた。
今のようなネット社会ではないため作り方等の情報は地道に本や人づてで集めるしか方法がなく作り始めるまでも始めてからも随分時間がかかってしまった。
断片的な知識のかけら同士をつなぐ部分はひたすら考えて試行錯誤を繰り返すという実にアナログな方法で一つ一つ積み重ねるしかないので無理もない。

結局足かけ3年くらい掛かったがようやく完成しすぐにアトリエの裏の荒川に浮かべて漕いだときは本当にうれしかった。

 

ステーションモールドを台(ストロングバック)に設置してストリップ材を貼り付けていく

 

ボトムまで貼り終えて

サンディングの後ガラスクロスを巻き

エポキシ樹脂を塗布
内側にもガラスクロス+エポキシ工程をやったあとサンディングしてウレタン塗装。
そのあとシート、スォート、ガンネル、デッキ等を取り付けて完成。

 

Old Schoolなオッサンの独り言
今思い返すとそうやって得た知識やワザは血となり肉となりとても貴重な財産となっていると思う。
検索すると何でも調べの付く時代は一見便利だが大事な部分をすっ飛ばして結果を得られている気がしてならない。
知っている → 理解している → 人に教えることが出来る というのはそれぞれレベルが全く違うのだなと実感する。

 

北海道に帰省するときにカートップして行きあちこちでキャンプ泊しながら湖があれば浮かべて漕いでを繰り返していた。
だが湖の穏やかさに少しずつ退屈するようになってきた時にシーカヤックを見て次はこれを作ろうと決心。

次回はシーカヤック編

北海道出身 職業・趣味は物作り全般