COOK,  LIFE

珈琲をもう一杯 / 第二十一話「深煎り上等 その2」

前回のような事を書くと焙煎したての豆を否定しているようにとられそうですが、そんなことはありません。
購入する際は焙煎したての豆を買い、日にちの経過に伴う味わいの変化を楽しんで下さい。

さて、話は少し逸れますが珈琲の賞味期限ってどうなってるんでしょう?

農林水産省や厚生労働省の指針を受けて全日本コーヒー協会では賞味期限を1〜2年としていて、これを公正取引協議会も認定しているようです。
大手さんを含めそれぞれのお店がこの範囲内で決めているって感じですね。

では、どの様に決めているのか?

このあたりは「蓄積した経験や知識を有効に活用することにより、科学的・合理的な根拠に基づいて期限を設定する〜」となっています。
それでもってスリペンの場合は経験と(乏しい)知識を活用して合理的に豆で1ヶ月、粉で1週間位をお楽しみ期間としています。

後は保存方法ですね。

冷蔵、冷凍保存を薦めるお店もありますが、スリペンでは密閉容器に入れて常温(できれば温度変化の小さな所)での保管をお薦めしています。 台所の片隅にでもおいて頂ければOKです。

PS.

堀田兄さん! ニュージーランドはペンギン王国ですよね。
ペンギンワールドを堪能してきて下さい。
ふふふ、そろそろ深煎りの珈琲が飲みたくなってきたでしょ。

 

航空会社に勤めていたものの、うん十年前は「カヌーイストになるんだ!」と、チキンラーメンを食しながら川を下る。 かと思えば、「ウミンチュになるぞ!」と、沖縄の海で鯨を追いかけたりもした。 が、「ちゃんと仕事はしてるのか!」と、皆が疑問を呈しだしたので、「こりゃいかん」と退職。 まっとうな人生を送るべく、珈琲屋として再スタートを切る。 深煎り珈琲が味わえる『スリーペンギンズ』(横浜市磯子区滝頭 3-4-22)の店主に収まる。