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まじ手仕事 その8 トートバッグ

かつてのアイビーリーグのファッションが流行った時手提げバッグとして一気に広まったとされるトートバッグ、実際使ってみると手軽だし出し入れも簡単で実に便利である。開口部は閉まる様になっているものの方が少数で開きっぱなしが多いと思われる。
元々はキャンバス製で氷を運ぶ用途もあったとか。キャンバスは水を含むと糸が膨らみ織り目が締まり水を通しにくくなる性質があるのでそれを利用していたのだろう。キャンバス製のバケツで水を運ぶものも時折まだ見かける。

いざ作るとなるといろんな要素を入れ込める余地が多すぎるので意外と悩んでしまう。目的を絞ると用途に特化したものが出来上がるし汎用性重視でワイドレンジに構えることも可能だ。素材も様々なものが使える。

最近の作品で気に入っているものはバケツ型トートで筒の部分をサワグルミを使ったもの

本体は木の皮(サワグルミ)に革のトリミングを手縫い。底は合板を周りから釘で固定。
トートというより合切袋的なアイロン入れ。
スクエアタイプとバケツタイプ
スウェーデンの木工作家ヨッゲさんに革製バケツトートをプレゼント。めちゃ喜んでくれた!
重いミシンを入れるので底には18㎜厚の合板を使用。

北海道出身 職業・趣味は物作り全般