COOK,  LIFE

珈琲をもう一杯 / 第四十七話「ドリップパック」

珈琲は淹れる工程も愉しみの一つ、
なんて皆さんに言っておきながら
密かにドリップパックの珈琲を
愉しんだりしています。

持って行く荷物に
制限がない時とか
珈琲を飲む為にキャンプに出る、
なんて時には色々な器具を持出して
愉しむのも良いけど

軽い荷物で旅に出たい。
だけど、コーヒーは外せない。
でも、インスタントでは我慢
できない。

そんな折には
ドリップパックコーヒーが便利。

新鮮な豆で作った
スリペンのドリップパック
そのじょそこらのものには
負けんです、ぜっ!

友人にネパールの山に連れて
行って貰ったり、パタゴニアにも
連れて行って貰ったなぁ。

浅煎り、中煎り、深煎り
オーダーメイド可能な
スリペンのドリップパックコーヒー。

旅のお供に是非!
と、言いたい所なんだけど

焚き火をしながら
パーコレーターで淹れたり
チロチロと燃える炎を
見ながらドリップするのも
珈琲の味を一層引き立てる
んだよなぁ。
やっぱりこっちの方が
いいかぁ。

月に向かって咆える狼
ハウリン・ウルフ
シングルコードの
ブルースがカッコイイ!
ガツンとした苦味の
珈琲に相性バツグン!

航空会社に勤めていたものの、うん十年前は「カヌーイストになるんだ!」と、チキンラーメンを食しながら川を下る。 かと思えば、「ウミンチュになるぞ!」と、沖縄の海で鯨を追いかけたりもした。 が、「ちゃんと仕事はしてるのか!」と、皆が疑問を呈しだしたので、「こりゃいかん」と退職。 まっとうな人生を送るべく、珈琲屋として再スタートを切る。 深煎り珈琲が味わえる『スリーペンギンズ』(横浜市磯子区滝頭 3-4-22)の店主に収まる。