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若気ノイタリーの備忘録 SLCのローカルブランド「BAREBONES LIVING」

やって来たぞソルトレイクシティ

ユタ州の観光名所の1つでもあるボンネビル塩湖はこんな感じに鏡写しになる素敵な場所。10月後半の水は凍るほど冷たかった。
グレートソルト湖に浮かぶ島、アンテロープ・アイランド州立公園にて。野生のバイソンが草を食べていた。

アメリカはユタ州・ソルトレイクシティで仕事があり、帰りの飛行機まで時間があったので、行きたかったあるショップに足を運ぶことができた。まあ、勿体ぶらずにいうと「ベアボーンズ・リビング」のフラッグシップショップだ。

同社はソルトレイクシティのダウンタウンにオフィスを構えていて、同じ建物内にショップを併設している。

前回の僕の投稿ではベアボーンズの銘品「ビーコンライト」の類似品を紹介してしまっているのだけれど……やはり本物はいいぞ!(笑)。

 

ベアボーンズの世界観を表現した旗艦店

2012年、彼の地で創業したベアボーンズ・リビングは、アウトドアの質の向上を目指してモノづくりを始めたブランド。デザインはクラシカルでかつモダンで、洗練されたイメージ。日本ではエイアンドエフが代理店を務めていて彼らのショップでも販売されているので、おしゃれキャンパーならお馴染みだろう。

 

定番のLEDランタン「フォレストランタン」

日本での認知度からすると、ベアボーンズをローカルブランドとして扱うのは少し憚られるが、全米規模でみると大きなアウトドアショップで見かけることもなく、メジャーと呼ぶのもちょっと違う。海外のアウトドアショップを見て回ったりすると、日本のアウトドアショップや代理店のバイヤーが如何に目利きか思い知らされる。

それはさておきお店の紹介を続けると、同店はアメリカでも唯一の直営店。全アイテムが販売されていて、お客さんとブランドをつなぐ場として営業しているようだった。時には店内でワークショップが開かれているようで、テーブルが並んでいたりするので、ちょっとカフェっぽい雰囲気もある。

ホウロウの食器類やナイフ、カッティングボード、ワイングラスなどが並んだテーブル。彼らのアイテムはアウトドアだけで使うには勿体なく思えてくる、愛着がわくものばかり。

8インチの小型のスキレットからダッヂオーブン、自立させられる足つきのオーブンまで、鋳鉄の鍋類も充実。ハンドルが持ちやすい形状になっていたり、熱分散性を高めるため少し薄手の仕上がりになっているなど、他メーカーとは違うアプローチで調理のしやすい鍋を作っている。内側は三度に渡って研磨されて  滑らかなので、焦げ付きにくく、汚れにくいという利点もある。

 

日本未発売のアイテムも!?

竹のハンドルとブラックのステンレスで作られたガーデニングツールも渋くて他にない雰囲気。人間工学に基づいて設計されているので、疲れにくく効率よく作業ができるそうだ。スマートなのは見た目だけでない。

農園芸用に作られたワックスド・キャンバスのバッグはおそらく日本未発売。メッセンジャー、バックパック、収穫スタイル? と3ウェイでつかえ、内側にはウォータープルーフのライナーも付いている。

 

こちらも日本未発売と思われる、シーグラス素材で編み立てられたマーケットバッグ。リネンのライナー付き。

チョコレートやスパイス類、カクテルシロップ、ホームメイド・ジンキット等はセレクトアイテム。厳選されたアメリカンプロダクツが並んでいた。

 

 

ちなみに僕が自分のお土産として買ったのがこちらのエジソン・ペンダント・ライト。エジソンタイプのLEDが使われていて、ハイとロー2段階で調光可能。これまた読書灯に良い感じ。

こちらはビーコンライトやフォレストランタンと違って充電式でなく、USB電源に繋げて光るので、ポータブル充電器やUSBコンセントと一緒に使う。

5つまで連結させることができるので、いつか買い足して部屋をデコレーションしようかしら。

 

 

Information

Barebones Living

Address: 1215 Wilmington Ave #140, Salt Lake City, UT U.S.A.

https://barebonesliving.com/

http://barebonesliving.jp/

アウトドアライフスタイルマガジン「HUNT」の創刊から編集者として携わりフリーランスに転身。現在はワーキングホリデーで海外に住みながらパートタイムで日銭を稼ぎ、英語を練習し、現地で見つけた面白いものを取材して雑誌やwebマガジンで紹介中。