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若気ノイタリーの備忘録 チープで使える「LIFETIME」の専門店

アメリカのスーパーでも売ってるアレ

貧乏性が板についている僕なので、海外に行った時はお土産を求めてスーパーマーケットに立ち寄る。アメリカならウォルマートが定番。その国の人が日常的に食べているお菓子や飲み物は、変にお土産向けにパッケージされたものよりよっぽどその国を感じさせてくれる。

世界最大級のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートは、今住んでいるカナダにも普通にある。だけど今回アメリカにきた時も無性に立ち寄ってみたくなったのだ。

特に大きな店舗には食料品だけでなくおもちゃや衣料品、生活雑貨から散弾銃までいろんなものが売られていて、アウトドアコーナーではTHEアメリカといった感じの、手頃で庶民に愛されているアイテムが並んでいる。

例えばコールマンの日本では売っていない火器だったり、聞いたことない量販ブランドの安いフォールディングチェアだったり。

そこで僕が手にとったのは、日本のコストコでも見かけるお手頃なアウトドア用品を作っている「LIFETIME」のテーブル。

日本でもキャンパーにおなじみのメーカーだけれど、そういえば何州の会社なんだろう?

疑問に思いパッケージを見てみると、偶然にも滞在していたユタ州に本社があるようだった。スマホで調べたところ、ソルトレイクシティーから車で1時間程度北へ行った、バーデールという街が生まれ故郷らしい。

帰りの飛行機までは時間は限られていたが、これまた偶然にも空港の近くにLIFETIMEの直営店があるようなので立ち寄ってみた。

意外と知らないLIFETIMEのアイテム達

初めは記事にするつもりもなかったので、テキトーにスマホで撮った写真でスミマセン。

 

ハイウェイ沿いの倉庫街の近くに店を構えていた LIFETIME Store。屋外にも商品が並んでいて、店に入る前から幅広い商品ラインナップが窺い知れた。

僕はアウトドアテーブルのイメージが強かったので、きっと家具メーカーなのだろうと思っていたが、実は家庭用のバスケットボールゴールからその歴史は始まったらしい。

1986年創業のLIFETIMEは、頑丈なプラスチックのテーブルや椅子、小屋の世界最大のメーカー。商品はアメリカ国内の自社工場で作られているのにもかかわらず驚くほど安い。

 

しっかりとしたテーブルは$19.98〜展開。長さや高さ、形や色も様々。当たり前だけどコストコで見るより圧倒的に種類が多かった。それだけ製品に自信があるのだろう。テーブルには製品保証が7年ついてくるものも。

 

コンロが置けたり、シンクになるタイプも存在。アメリカは広い庭を持っている家庭が多いので、こういうものを使ってホームパーティーを開催したりするのだろう。

大振りなサイズながらフォールディングできたり、サイズ調整ができるようになっているのは合理的なアメリカらしい。

 

フォールディング・チェアは屋内のみならず屋外でも使える仕様で、UVプロテクションが施されている。プラスチックだけど日光による経年劣化が起こりにくいようになっているのだ。

 

LIFETIMEのクーラーボックスは保冷性と軽さがウリ。中に入れた氷が9日間も保つことができるとか。77クォート(約73L)サイズで$179,99。

 

 

先ほどから写真に見切れているプラスチック製のシットイン・カヤックは$169〜と激安。

フィッシング用のシットオン・カヤック、カヌーなど、タイプは色々。

ウォータースポーツ関係のアイテムは手厚く展開。こちらはSUPコーナー。

 

写真が下手くそすぎて分かりづらいと思うが、小屋も道具置き場から車庫までサイズバリエーション豊富。

滑り台やアスレチックなど、大型の子供用遊具も屋外で展示販売されてた。

あれこれ安くて買っちゃいたいな〜と思うのだけど、結局は現地民でない限り輸送という大きな壁が立ちはだかる……。うむ。日本のコストコでも十分安く買えるから我慢するか。

 

Information

Lifetime Store – Salt Lake City

Address: 745 N, Warm Springs Rd, Salt Lake City, UT U.S.A.

https://www.lifetime.com/

アウトドアライフスタイルマガジン「HUNT」の創刊から編集者として携わりフリーランスに転身。現在はワーキングホリデーで海外に住みながらパートタイムで日銭を稼ぎ、英語を練習し、現地で見つけた面白いものを取材して雑誌やwebマガジンで紹介中。