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「ムササビの夜」にON THE HILL MAGAZINEも参加!

今週末、6月8日(土)~9日(日)に長瀞で開催される「ムササビの夜」に、ON THE HILL MAGAZINEも出店します。

とりあえずON THE HILL MAGAZINEの看板でも持っていこうかなあと考えていたんですが、その前にキャンプイベントなので寝る道具を用意しなきゃとテントと縫っていたら、看板を作る時間がなくなってしまいました。

 

ゴールデンウィーク頃からはじめ1ヶ月も仕事をせずにテントを縫っていたんですが、なにぶん素人作業なもんで、なかなか進みません。

縫製工場とかではなく自宅のキッチンで、しかも家庭用ミシンで縫っているので、環境にも限界があります。

作業台だって段違いになるけどキッチンテーブルとダイニングテーブルを2つ合わせ、なんとか畳1枚よりは広めに確保。

それでもこんな状態なので、どこを縫ってるのか想像力との戦いでもあるんです。

 

ギリギリ完成となるタイミングなので試し張りできずに持っていくことになりますが、構想1年8ヶ月、模型を作ってシミュレーションもしてあります。

昔の航空機の理論を用いて設計しているので、裁断や縫製の間違えさえなければ、いいテントになると思います。

 

「ビル・メイソンが現在も生きていたら、こんなテントで旅してたじゃないかなあ」というコンセプトで作りました。

30年も前に憧れたビル・メイソンの世界。

いまやYouTubeでその動画を拾えるようになりましたが、昔は簡単に見ることができなかったんです。

僕がビル・メイソンを知ったのは海外で暮らし、毎日パドルで遊んでいる頃にテレビ特番で見たときでした。

たぶん日本では放映されていなかったでしょう。

もちろんビデオなんて持っていなかったので録画できませんでしたが、それだからこそ鮮明に記憶され、傾倒していったのだと思います。

このテントには、そんな30年越しの思いと経験が詰まってます。

名付けて「Dear Bill」。

「2019『ムササビの夜』at 長瀞」にて初のお披露目です。

 

2019『ムササビの夜』at 長瀞

Cool but Natural
6月8日(土)~6月9日(日)
場所=長瀞キャンプヴィレッジ

イベント詳細
https://www.tent-mark.com/event/musasabi2019/

カヌーイストなんて呼ばれたことも、シーカヤッカーと呼ばれたこともあった。 伝説のアウトドア雑誌「OUTDOOR EQUIPMENT」の編集長だったこともあった。いくつもの雑誌編集長を経て、ライフスタイルマガジン「HUNT」を編集長として創刊したが、いまやすべて休刊中。 なのでしかたなくペテン師となり、人をそそのかす文章を売りながら旅を続けている。