キング アーサーのここだけの話
完璧に再現できないあの日
本来は夜型の俺の生活が、昼型になった。
それは俺が望んだのではなく、ケイトとジュリーがそうさせたのだ。
ケイトとジュリーは、またあの日が、あの日以上の感覚がやって来ると考えていた。
キース以上にバカだが、それが可愛らしくもあった。
俺は2度とあの世界には行けないとわかっていたが、2人に付き合った。
ケイトとジュリーはそれなりの満足は得ているようだったが、完璧に再現できないことに、どこか苛立ちを感じているようだった。
だから2人して、あらゆることを試してきた。
アホらしいと思いつつ、それに俺も付き合った。
その結果、あの日とはまた別ジャンルのあらゆる快感を覚えていった。
続く
次回の話/フネに乗って、女のとこに
前回の話/キース・リチャーズはバカだ。
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